その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。
2024/11/15 (Fri)
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2014/08/22 (Fri)
仕事の流儀
毎日色々な事が変化し、その度に色々な事が起きています.......
今日はまず昨日 亡くなったビクトールについて書きます。
ポカラでも皆に愛されたビクトール。
彼はベテラン スペシャル アクロ パイロットで、毎年ポカラに来てはタンデムの仕事と、アクロ フライトのトレーニングをしていました。
その彼が昨日 ロシアで亡くなりました。
誰もがその死因を聞いて驚きました....
アクロ フライトでか? もしくは仕事のひとつであるスカイダイビングでか? 交通事故か? 病気か....?
まさかパラグライダーでのタンデム フライトで亡くなるなんて.... 1mmも頭には浮かびませんでした。
あのマヌーバーのスペシャリストが、タンデムのディープ スパイラルで亡くなるなんて.....
話ではラインが絡むノットによってディープスパイラルに入り、そのまま落ちて亡くなったそうです.....??
残念ですが、お客さんも亡くなりました。
古いグライダーではなかったのか? そして何より、何故レスキューを投げなかったのか? 投げられなかったのか? そもそもレスキューを付けていたのか?
ちょっと考えられない状況なので、もしかしたら何かが彼の身体に起こったのかもしれない.....
あとは全て憶測でしかありません。
今朝は恐怖を感じながら、仕事へ向かいました。
しかし毎日 飛ぶ中で、その恐怖心は私達の中から無くなってしまいます。
どうしたらいいのか?
恐怖心に代わるもの。それは臆病な心。
その臆病な心を1本、また1本と身に付けていく事が、自分を初心に帰らさせ、基本に忠実を意識する事に繋がる。
パラグライダーで生きているからこそ、パラグライダーで死ぬ事は絶対に許されない!
そこへの意識を、如何に持ち続ける事が出来るのか?
昨シーズンから見ても、亡くなった3人のパイロットは全てエキスパート パイロットであり、初心者が亡くなる訳ではありません。
それが物語るものを、しっかりと理解しておく必要があります。
後ろでテイク オフを取り止めた黒いグライダー… 今日はこの黒いグライダーのお客さんが問題提起しました。
そしてもう一つ。
今日2本目の中国のお客さんが、問題提起しました。
「私は黒いグライダーでは飛ばない!」… ? と、フライトを拒否。ヒステリックに怒り、泣き散らす有様…
彼女は一度テイク オフしようとしましたが、座ってしまい、やり直しに。
そこでパイロットともめ? グライダーが黒かったので、黒いグライダーでは飛ばない! と言い張る始末。
パイロットを変えようにも、どの色も気に入らず、ヒステリックになっていたので、飛ぶ事をキャンセルにしました。
しかし彼女は理解出来ず、テイク オフにいて、3本目に好きな色のグライダーで飛べると思っていた様ですが、3本目は当然 お客さんが詰まっていて彼女は飛べず… 更に泣き散らす、喚き散らす…
色々な国のお客さんと接する中で感じるのは、中国のお客さんは自己中心的な人が多い事。
一人っ子 政策で甘やかされて育ったのが原因?
しかし考え様によっては、12億の人口は、1人 自己中心的な人がいるなら、日本の12倍、つまり12人になるので、同じ割合でも多く感じるのがもしれない。
しかし中国人は最も大切なお客さんである事に変わりわない!
私達の生活は中国人なくして成り立たない。
今日のケースはパイロットにも責任がある。
最初 彼女はグライダーの色について、何も言っていなかった。
しかしテイク オフで座ってしまい、そこでパイロットに注意された言葉、その尖った言葉に、彼女の人格では対応出来なかった…
人格の問題だが、パイロットはそこを理解する必要もある。
日本では社会的地位の高いお医者さんや、重役、銀行員、お偉いさんにはプライドの高い人が多いので、そこを見越して対応する事を学ぶのだが… そこまで考えて仕事するのは日本ぐらいだろう。
自分はこう考えている。
タンデムで必要なのはスペシャルな技術ではなく、相手の心理を読み、人格を見抜き、そこに対応していく心理カウンセラーの様に見抜く能力。
タンデムは心理戦!
如何なる状況、どんな形であろうと、喜んで帰ってもらえる事が、スペシャル タンデム パイロットである証。
プロ タンデム パイロットに求められるのは、そこです!
奥の深い仕事でもあります。
今日はまず昨日 亡くなったビクトールについて書きます。
ポカラでも皆に愛されたビクトール。
彼はベテラン スペシャル アクロ パイロットで、毎年ポカラに来てはタンデムの仕事と、アクロ フライトのトレーニングをしていました。
その彼が昨日 ロシアで亡くなりました。
誰もがその死因を聞いて驚きました....
アクロ フライトでか? もしくは仕事のひとつであるスカイダイビングでか? 交通事故か? 病気か....?
まさかパラグライダーでのタンデム フライトで亡くなるなんて.... 1mmも頭には浮かびませんでした。
あのマヌーバーのスペシャリストが、タンデムのディープ スパイラルで亡くなるなんて.....
話ではラインが絡むノットによってディープスパイラルに入り、そのまま落ちて亡くなったそうです.....??
残念ですが、お客さんも亡くなりました。
古いグライダーではなかったのか? そして何より、何故レスキューを投げなかったのか? 投げられなかったのか? そもそもレスキューを付けていたのか?
ちょっと考えられない状況なので、もしかしたら何かが彼の身体に起こったのかもしれない.....
あとは全て憶測でしかありません。
今朝は恐怖を感じながら、仕事へ向かいました。
しかし毎日 飛ぶ中で、その恐怖心は私達の中から無くなってしまいます。
どうしたらいいのか?
恐怖心に代わるもの。それは臆病な心。
その臆病な心を1本、また1本と身に付けていく事が、自分を初心に帰らさせ、基本に忠実を意識する事に繋がる。
パラグライダーで生きているからこそ、パラグライダーで死ぬ事は絶対に許されない!
そこへの意識を、如何に持ち続ける事が出来るのか?
昨シーズンから見ても、亡くなった3人のパイロットは全てエキスパート パイロットであり、初心者が亡くなる訳ではありません。
それが物語るものを、しっかりと理解しておく必要があります。
後ろでテイク オフを取り止めた黒いグライダー… 今日はこの黒いグライダーのお客さんが問題提起しました。
そしてもう一つ。
今日2本目の中国のお客さんが、問題提起しました。
「私は黒いグライダーでは飛ばない!」… ? と、フライトを拒否。ヒステリックに怒り、泣き散らす有様…
彼女は一度テイク オフしようとしましたが、座ってしまい、やり直しに。
そこでパイロットともめ? グライダーが黒かったので、黒いグライダーでは飛ばない! と言い張る始末。
パイロットを変えようにも、どの色も気に入らず、ヒステリックになっていたので、飛ぶ事をキャンセルにしました。
しかし彼女は理解出来ず、テイク オフにいて、3本目に好きな色のグライダーで飛べると思っていた様ですが、3本目は当然 お客さんが詰まっていて彼女は飛べず… 更に泣き散らす、喚き散らす…
色々な国のお客さんと接する中で感じるのは、中国のお客さんは自己中心的な人が多い事。
一人っ子 政策で甘やかされて育ったのが原因?
しかし考え様によっては、12億の人口は、1人 自己中心的な人がいるなら、日本の12倍、つまり12人になるので、同じ割合でも多く感じるのがもしれない。
しかし中国人は最も大切なお客さんである事に変わりわない!
私達の生活は中国人なくして成り立たない。
今日のケースはパイロットにも責任がある。
最初 彼女はグライダーの色について、何も言っていなかった。
しかしテイク オフで座ってしまい、そこでパイロットに注意された言葉、その尖った言葉に、彼女の人格では対応出来なかった…
人格の問題だが、パイロットはそこを理解する必要もある。
日本では社会的地位の高いお医者さんや、重役、銀行員、お偉いさんにはプライドの高い人が多いので、そこを見越して対応する事を学ぶのだが… そこまで考えて仕事するのは日本ぐらいだろう。
自分はこう考えている。
タンデムで必要なのはスペシャルな技術ではなく、相手の心理を読み、人格を見抜き、そこに対応していく心理カウンセラーの様に見抜く能力。
タンデムは心理戦!
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奥の深い仕事でもあります。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot
世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
Japan spirits and pride
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世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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