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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2015/04/13 (Mon)
下呂のおばあちゃんへ。
昨日うちの父方の母である、下呂のおばあちゃんが亡くなりました。100歳でした。

自分が下呂のおばあちゃんの初孫だった事もあり、小さい頃から可愛がってもらいました。

子供の頃は少し威圧感を感じる程 大柄だった下呂のおばあちゃんも、年と共に小柄なっていき、昨年 日本に帰った6月には、自宅のベッドに小さくなって寝ていました。

あれが下呂のおばあちゃんに会った最後となりました。



人はいつか死にますが、亡くなる年齢に比例して周りの受け入れ方は変わっていきます。

子供で亡くなる人もいれば、20代、30代で亡くなる人もいます。

周りは早すぎる死に悲しみに包まれます。


40代、50代はまだまだ早かった死であり、60代、70代も早かった死でしょう。

80代、90代ともなれば寿命を全うした死になり、周りは悲しみの中でも、その死を素直に納得して受け入れられます。


人は自分の死を感じる事は出来ない…

死とは自分の周り、家族、親戚、親友の死であり、自分のものではない。

その悲しみは亡くなる年齢と比例もし、その周りに死というものがあるのならば、やはり人は周りの人の為にも長生きした方がいい…

長生きは決して自分の為ではありません。周りが納得する為に、周りの悲しみを和らげる為に、自分を支えてくれた周りの人々の為に長生きはするものである…

下呂のおばあちゃんの死を通じてそう感じます。


6月。日本に帰った時に、下呂のおばあちゃんに会いにお墓参りに行きます。

100年間 生きた下呂のおばあちゃん。本当に立派です。


下呂のおばあちゃん… ありがとうございました。
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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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