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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2015/01/28 (Wed)
モンスター
2本目は120kgのモンスターと飛んだ。

風も条件も良く、サランコットをトップアウト!

しかし仕事が終わり食事をして、ホッとした後にモンスターが現れた…









3本飛び終え、食事をし、ホッとした矢先にモンスターの影が.....

これはいつも同じだが、100kgを超えるお客さんと飛ぶと、仕事をした高揚感のあとに現れるもの。

それはドッと来る精神的 疲労.....


いつも仕事は60%の集中で、要点 全てをカバーします。

60%を超えて集中することは危険です。何故なら次は60%をキープ出来ない可能性があるから。

毎日 飛び続ける集中力で、安全をカバーできる集中力。それが60%です。


しかし例外があり、それがモンスター。100Kgオーバーのお客さん達。

彼等と飛ぶ時には120%集中します。

ちょっとしたことでも怪我され、自分も壊れてしまう。

何かがあっても体重を支えきれない、対応出来ない....


しかし毎日 飛ぶ中での120%集中はオーバーワークで、その疲れがホッとした途端にドッと現れる.....


もしも毎日 モンスターと飛んでいたなら、1週間で精神状態がパンクし、仕事出来なくなってしまいます。


モンスターの呪いはいつも後からやって来ます。




面白い光景だった…

ランディング場で日本のおじさんらしきパイロットが、10歳ほどの少年のグライダーさばきに見とれていた…


これだけは言える!

徹底的に地上でグライダーで遊んだ人は、飛んでもあっという間に上手くなる!

先ず大事なのは飛ぶ事ではない。

地上でグライダーで遊ぶ事だ!


赤ちゃんでもぶら下がれば飛んでしまう。

誰でも飛んでしまえるのがパラグライダーであり、そこに肝はないと言う事。


飛ばないで3年間ひたすらグライダーで遊んだのなら、間違いなく素晴らしい技術を持ったパイロットになれる。

飛んだら上手いパイロット… など世界で存在はし得ない。


グライダーを地上で自由にコントロールでき、自分の身体の一部になっているのか?なっていないのか?その違い、それはペットの犬か野生の犬。又は籠の中の鳥か大自然の鳥…

どちらも見た目は同じ犬だし、同じ鳥だが、全く別もの。


パラグライダーにとって地上でのグライダー遊びが如何に大切なのかが、ここにいるとハッキリ分かる。

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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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