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その人が何処から来たかなど、どうでもいいではないか。 どんな地位にあるか、どんな功績があったのか、どんな血筋を引いているのか、など全くどうでもいいではないか。 ただ、その人の行いを見よ。 今ここに於いて、何をするのかを見よ。 行いが正しく、羞恥があり、身と心を慎んでいるのであれば、その人は生まれがどうあれ、今から高貴な人ではないか。

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2014/10/26 (Sun)
バリー
十人十色だし、批判的な事を書いたところで自分が汚れるだけだが…

うちのルーマニア パイロット バリーは厄介な存在な時がある。

46歳と最年長だが、一言で言えば「子供」で、二言で言えば「何かにつけて不平不満や説明をしたがる」… そんな人物だ。

あのパイロットはどうだこうだ… とベラベラ話すし、中国のお客さんには見下して(そう受ける)ポテトだの、エーリアンだの…

行き交う車に文句を言ったかと思えば、何かが起これば火に油を注ぐように、事を荒立てる。

お金には小さいし、テイクオフ ボーイやドライバーの為にお金を集めようならば、必ず怒りを現す。

ひどい時には、留まる事なく話し続ける…


もう2年も一緒に働いているが、まあ疲れる、毎日だと。



「真実を語る。」

「怒りを露わにしない。」

「人に施す。」


人格はそこに現れるが、彼を見ていると「反対だな…」と。

客観的にもの事が見えないで、自分中心の主観の世界でいるから、そこに気付いていないのだろう。

だからお客さんからのクレームも多ければ、吐いてしまうお客さんの数も彼が1番 多くなってしまう。

中国のお客さんは言葉は分からないまでも、そのパイロットの人間性は分かるからね!


彼はパイロットとしては優秀でも、タンデム パイロットとしてはレベルは引い。


彼が危険だと思い批判するパイロット達も、彼等からは逆にバリーは危険だと思われている…

そこに気付かず、自分は問題ない!と思っているところが自我そのものだ。

そこが見えているのか?


気さくだし、陽気だし、よく喋るし、自分が持っていない物を持ったパイロットである事は彼の長所でもあるのだが…



こうやって彼への批判を書いていると、ひとつの事にぶち当たる。


自分は果たしてどうなのか?


そこを客観的に見渡す事が、問題の解決に繋がる。

得てしてパイロットは、人はそこに気付かず、自分は問題ない… と勘違いしている。

しかしこの世にそんな人は存在し難い。

例えパイロットとして最高級と認められた「扇澤さん」であったとしても。



「真実を語る。」

「怒りを露わにしない。」

「人に施す。」


ものごとが客観的に見えて、そこに気付いて初めて、この意味が分かる。

そこへの意識を持って生きていきます。



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プロフィール
HN:
kazu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/09/08
職業:
パラグライダー
趣味:
たそがれ、物想い、静寂、心穏やか、不安、楽しむ
自己紹介:
Kazu
Japan spirits and pride
Professional tandem / Adventure pilot

世界最高峰のヒマラヤ、神の国ネパールで生きていく為に始めた空飛ぶ道具パラグライダーでコマーシャルタンデムをやっています。夢は神の山マチャプチュレへの冒険フライトに挑戦すること。
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